2018年 7月 17日

握ってぎゅっ!緩めてドロ~!

かたくり粉はお水で溶くと、簡単なおもちゃになることを皆さんはご存じでしたでしょうか?

このおもちゃは「ダイタランシー」といい、水の分子とかたくり粉の分子の大きさの違いを使った、

科学的なおもちゃの事を指します!

今日はそんなかたくり粉を使って作ったおもちゃで、不思議な体験をした子どもたちの様子をお届けしたいと思います!

 

まずは何も説明せずに子どもたちに「かたくり粉って知ってるー?」と質問をすると、

ほぼ全員が「知らなーい」と応えてくれました。←狙い通りです!!

その後で先生が「麻婆豆腐とかとろとろしている料理あるでしょ?食べ物をとろとろにする材料です!」と説明が。

しかしなかなか子どもたちは理解する事が難しかったようなので、さっそくかたくり粉プールを作り子どもたちに

体験してもらう事にしました。

 

今回使用するかたくり粉はなんと全15キロです!!

 

まずは子どもたちに粉のままのかたくり粉に触ってもらい、感触を確かめてもらいます。

お家でも見たことあるような普通の白い粉なので、子どもたちも「へぇ~」くらいの盛り上がりです。

 

そこで次にプールにかたくり粉を入れて水と混ぜると、、、、、。

どんどん白い水が出来上がっていきます。ぱっと見は普通の水ですが、先生が水の中に手を突っ込むと、

なんとドロドロに固まった物が出来上がったではないでしょうか。

しかし先生が手を緩めると、一気に白い水に戻ってしまいます!

これには子どもたちも「おぉー」「何これ~」「触りたいー」と大盛り上がり☆

 

さっそく子どもたちの遊ぶ番です!

プールの中で足踏みをするとかたくり粉が固まって歩く事ができますが、足踏みを止めた途端に沈んでしまいます!

また、手でかたくり粉をぎゅーっと握ると丸いかたまりになって掴む事が出来ますが、緩めると手からドローっと

流れ落ちてしまします!

 

最後は絵の具で色をつけたかたくり粉で遊びました!!

手から流れ落ちないように一生懸命握りながら、丸い玉を作ろうとする子どもたち。

 

子どもたちはこの遊びを通して物の変化を知ること、手作りで玩具が作れることを学んでくれたのではないでしょうか。

白菊幼稚園ではこれからも、子どもたちが興味をもち、新しい発見ができるような遊びを考えていきたいと思います!

 

ともきT