*どんぐりの保管 豆知識*

秋の公園には、子どもたちにとっては自然の宝庫です!

どんぐり、まつぼっくり、いちょうにもみじ…

そして、それをたくさん拾っては持って帰るの、大好きですよね!

子どもたちは本当に見つけるのが上手な、「収集名人」です!

 

さて、持ち帰ったあと、いかがなさっていますか?

そのままだと、どんぐりから虫が…なんて経験おありじゃないでしょうか?

私も小学生の時、衝撃を受けたことを覚えています…

今回は、きれいにいつまでも保管できる豆知識をご紹介いたします♫

 

①水洗い

拾ってきたどんぐりやまつぼっくりは全て一度水洗いします。

その際、ひび割れ・穴あきのあるどんぐりは残念ながら処分、

また水に浮くどんぐりも中で虫食いがあるので処分しましょう。

ちなみにアノ虫さん、どんぐりがまだ小さく柔らかい内に卵を産み、中で育ち、どんぐりの実を食べて外へ出るんだそうです。

なので、穴やひび割れがないからといって虫がいないとは限りません。

反対に、穴あきどんぐりはもう虫が出ていった証なのですが、衛生を考えて処分しましょう!

 

②酢につけ置き

まつぼっくりやどんぐりの帽子は、酢水に20分ほど付けます。

まつぼっくりは水につけるとしぼみますが、乾くとまたきれいに広がりますのでご安心を!

 

③どんぐりを茹でる

水洗いしたどんぐりを鍋の水に入れ、火をかけます。

沸騰したら2分ほど茹でます。

どんぐりの大きさや様子を見ながら時間を調節してくださいね。

茹ですぎると、どんぐりが割れてしまうので注意です!

 

④十分に乾燥させる

直射日光が当たらず、十分に風通しの良いところで、完全に乾燥させます。

乾きが不十分だと今度はカビの心配がありますので、1~2週間ほど、しっかりと乾かしましょう!

 

⑤仕上げ

さいごは柔らかい布で磨いたり、ニスを塗ったりしても良さそうですね♪

私は磨く派です!

 

⑥ちなみに…

初めの水洗いでの選別や、ゆであがり後のひび割れなどを除くと、保管できるのは拾ってきた量の半分くらいになるのが大抵です。

拾うときは目一杯拾うのをオススメいたします!♫

 

どんぐり大好きな私、拾ってはこの方法で保管していますが、かれこれ6年くらい前のものも、今でもぴかぴかきれいに保管できています☆

もちろん虫やカビもなく、また芽が出ることもなく安心です!

どんなものも永久に…は難しいのかもしれませんが、宝物として拾ったものや、それらを使って作った作品が、

少しでも長く色褪せないでいたらいいなぁと思います。

 

保管方法は他にもあるかもしれませんので、ぜひ参考に試してみて、ご自身に合った方法を見つけてみてくださいね!

 

以上、どんぐり先生の豆知識でした!

 

(なつこt*)